富士学苑では通学路のごみ拾いをはじめ、老人ホームへの慰問活動や地元のお祭りの手伝いなど、さまざまな奉仕活動に取り組んでいます。全校生徒で行うごみ拾いは春と秋の恒例の行事で、富士学苑らしい取り組みです。
入学当初は大変だなと思ったこともありますが、地域の方から「おつかれさま」「ありがとう」と声をかけてもらうことも多く、そんな地域とのふれあいもとても楽しく、今では待ち遠しい行事の1つになっています。
また毎年取り組む中で、人の気持ちを考えたり、周りの人にやさしい気持ちで接することができるようになったと、少しですが感じています。
ごみ拾いそのものは決して大きな奉仕活動ではありませんが、地域との交流の楽しみや自身の気持ちの変化など、多くのものをもたらしてくれました。これからも地道な活動を通して地域とふれあいながら、地域に愛される学校でありたいと思います。


富士学苑では2年生のカリキュラムに福祉の授業があります。訪問介護員の養成講座、手話、点訳、福祉総合、幼稚園実習の教科の中から選択でき、将来の進路を考える上でもとてもいい授業だと思います。
私が選択した訪問介護員の授業は実習もあり、老人福祉施設での入浴介護や目の不自由な方の歩行介助などに取り組みました。実際に介護をしたことで、その難しさを実感するとともに、人を思いやる心の大切さを知ることができ、とてもいい経験となりました。
また以前は周りで困っている人がいても声をかけることができませんでしたが、実習を経験した後は行動に移せるようになり、先日も大通りの横断歩道を渡っているおばあちゃんが渡りきれない間に赤信号に変わりそうなのを見て、迷わず駆け寄り一緒に渡ってあげることができました。そんな身近な福祉活動に取り組めるようになれたことも、大きな成果だと思います。また全カリキュラム修了後には2級の資格も得ることができ、自分にとって大きなプラスとなりました。


2年生の夏休みに、姉妹校のオーストラリア・スワンクリスチャンカレッジを約2週間訪問してきました。生徒の家にホームステイしながら、毎日学校に行って授業を受け、また秋にはホームステイ先の生徒が日本を訪れ、私の家にホームステイしながら富士学苑の授業を一緒に受け、とてもいい交流ができました。
カレッジの先生に日本語について聞かれたり、ホームステイを受け入れた際に日本やこの地域、また日本文化について説明する機会がありましたが、自分自身意外と知らないことが多く、あらためて自分の住んでいる地域や文化についてもっと学びたいと思いました。
これまで英語は苦手な方でしたが、この訪問を機に英語への関心が高まり、成績も上がりました。さらにもう1度海外に行き、英語を勉強したいと思うようになり、今はカリキュラムに1年間の留学が組み込まれている大学への進学を目指して頑張っています。新しい自分に出会うきっかけ、将来の目標を見つけるきっかけとなったオーストラリア訪問は、私にとってとても素晴らしい経験となりました。



